子どもを授かってから、車選びの基準がガラッと変わりました。
「安全性」「使いやすさ」「乗り降りのしやすさ」
その中でも、スライドドアを選んだことは本当に正解だったと思っています。
ここでは、購入までに検討したことや実際に使ってみて感じた「子育て目線でのスライドドアの良さ」を、リアルな体験を交えて紹介します。
育児に向けて車の買い替えを検討
13年で16万5千km走行した愛車を手放すタイミング。ライフステージの変化も考慮して、次の車検までにはと、スライドドア車を中心に車種の選定。
本体価格や維持費用も気になるところ。
それでもなるべくならスライドドア車希望で夫と相談していました。
1番は乗せ下ろし時の負担が減ることを期待してです。
地方の駐車場。ドア開閉時は接触にドキドキ
ドア開閉の仕様によって、隣の車にぶつかる危険性は高まります。
運転席などは仕方ないですが、風が強い日はしっかり支えながら出ないとドアは勢いよく開いてしまうことも。
新車購入時に、1週間せずに恐らく強風の日。車に大きめの傷をつけられた経験があります。(車の祈祷をしておいたからあの程度で済んだのか)
自分だけでなく、子どものお世話や動きに合わせた快適な乗り降りのために、やはりスライドドア車かなーと。
抱っこ紐の着脱含めてスムーズな乗せ下ろしを期待
赤ちゃんを抱っこしたままドアを開けるとき、普通のドアだとバランスを崩しそうになったり、隣の車にぶつけそうになったりします。
その点、スライドドアならボタンひとつで自動開閉できるので、抱っこ紐を装着していても安心です。
雨の日や買い物帰りで荷物が多い時も、手動でドアを開ける必要がないのは本当に助かります。
360°回転のチャイルドシートと組み合わせると最強。
子ども連れお出かけのハードルが下がります。
店舗へ足を運び、できれば試乗を
もし今、どんな車にするか迷っているなら、必ず試乗してみるのがおすすめです。
同じスライドドアでも、メーカーや車種によって開閉スピードや静かさ、開口の広さが違います。
実際に子どもを抱っこして乗せ下ろししてみると、
「手動だとこんなに重いんだ」「電動ってこんなに静かなんだ」と、想像以上に体感が違います。
スライドドアだけでなく、運転のしやすさも見た目や口コミではわからない部分も確かめられます。
試乗を通して、自分たちの生活スタイルに一番合う車を見つけてくださいね。
予算との兼ね合いもあるけれど、それを上回る価値を体感
スライドドアや電動機能を付けると、どうしても車の価格は上がります。
私も最初は修理代もかかりそうだし、少しの期間なら電動スライドドアではなくてもいいかもと思いました。
でも、毎日の育児やお出かけで使うたびに、「この快適さには価値がある」と実感しています。
片側電動でいいかと購入したが、坂道では手動ドアの“重さ”が地味に負担
意外と見落としがちなのが「坂道での開閉のしやすさ」。
以前、試乗の際に手動タイプも試してみたのですが、ドアの重さは車種によります。
片側電動スライドドアでいいかとその時は思えたのですが、日常にあるちょっとした坂道の駐車は思ったより大変。
「これ、抱っこ紐で赤ちゃんを抱いた状態ではちょっとキツいかも…」と実感。
両側電動スライドドアにすれば良かったと少し後悔。
価格は少し上がりますが、選べるなら両側スライドドアをおすすめします。
たくさん検討したからこそ、納得の選択に
私も購入までに、何台も試乗し、比較して、悩みました。
「スライドドア車にするか」「両側にするか片側でいいか」「電動は必要か」「中古車でも大丈夫か」と、考えることがたくさん。
でも今では、スライドドアで本当によかったと感じています。
毎日の送り迎えや買い物のたびに、「これにして正解だったな」と思える車は、心の余裕にもつながります。
予算との兼ね合いもあり、今回は片側電動スライドドアでも満足の買い物ができました。
賢く選ぶなら中古車やグーネットの活用もおすすめ
新車で電動スライドドアを選ぶと、確かに価格は高めです。
でも、実は中古車市場でも状態の良いスライドドア車がたくさんあります。
たとえば、
- グーネットやカーセンサーなどのサイトで比較すると、同じ車種でも装備や走行距離で価格差がはっきり。
- 電動スライドドア付き中古車も多く出回っており、家計にやさしい選択ができます。
私も購入前にいろいろ比較しながら、「この装備ならこの価格帯で十分」と納得して選べました。
中古車でも試乗ができるお店は多いので、実際に乗って確かめることが大切です。
まとめ:子育て世帯に電動スライドドア車は“快適と安心”の味方
電動スライドドアは、単なる便利機能ではなく、
「子どもを安全に、ママ・パパが楽に動ける工夫」が詰まった仕組みです。
少し価格は上がっても、その分安心・快適・時短を得られる。
育児と家事の忙しい毎日を支えてくれる“頼れるパートナー”になるはずです。