抱っこしても寝ない…そんな夜に
「やっと寝たと思ったのに、布団に置いた瞬間に泣き出す…」
「寝かしつけに1時間以上。もう腕も腰も限界…」
そんな経験、ありませんか?
どんなに頑張っても赤ちゃんがなかなか寝てくれない夜、
ママやパパは心身ともにヘトヘトになってしまいますよね。
実は、そんな寝かしつけの「最終兵器」として助かったのが、意外にも
バランスボールなんです。
一見「運動用のアイテム」ですが、
実は抱っこでの寝かしつけにぴったりな理由があるんです。
バランスボールが寝かしつけに効く理由

赤ちゃんが落ち着くといわれているのは、「縦のゆらぎ」。
ママのお腹の中で感じていた、あの「ふわふわ上下するリズム」に似ているのだと思います。
バランスボールに座って抱っこすると、
自然にその「縦揺れ」を再現できるんです。
- 上下にゆっくり弾むだけで、赤ちゃんの呼吸が整う
- 一定のリズムが安心感を与える
- 抱っこしたままでも大人が力を抜きやすい
たまたま運動用に持っており、運動不足解消や縦揺れとの組み合わせで使ってみることに。
ママ・パパの体にもやさしい
寝かしつけでよくあるのが、肩・腕・腰の痛み。
長時間の抱っこは本当に大変ですよね。
でもバランスボールなら――
- 椅子に座るように抱っこできる
- 弾むことで腕の力に頼らずに揺らせる
- 体幹を使うので、産後の軽い運動にも◎
つまり、赤ちゃんも心地よく・大人もラクになるんです。
「立って抱っこして歩き回る」よりも、ずっと負担が減ります。
実際の使い方とコツ

バランスボールを寝かしつけに使うときは、
いくつかのポイントを意識してみましょう。
やり方
- 赤ちゃんを抱っこしてボールにゆっくり座る
- 背筋を伸ばして、腰で軽く弾むように上下に動く
- リズムは一定に。赤ちゃんの呼吸に合わせて
※激しく揺らす必要はありません。
「ふわっ」「ぽんっ」と沈む程度でOKです。
安全面の注意
- 空気はパンパンに入れすぎない
- 床には滑り止めマットを敷く
- 赤ちゃんの頭をしっかり支える
- 高さのあるソファの近くなどでは行わない
最初は少し緊張するかもしれませんが、
慣れてくると「自然なリズム」がつかめるようになります。
実際に使って感じたこと
最初はロースタイルのわが家で唯一のオフィスチェアとバランスボールでラクして座りたいから始まり、試しに赤ちゃんを抱っこして弾み始めると、数分ですうっと眠りに。
立って抱っこしていた頃よりも、寝かしつけ時間がグッと減り、寝付く段階も見えてくるように。
夫が交代で担当してくれる時も、大泣きでも最終手段で使える信頼度。
寝かしつけが「二人で協力できる時間」に変わりました。
抱っこ紐などだと、寝ても降ろす時に起きてしまう頻度も高く、タイミングが分かりにくいですが、バランスボールなら長めに抱っこして、背中スイッチに気をつけながら布団に寝かせてあげることができます。
初期費用もお手頃
他の寝かしつけグッズは、高価なものも多く用途が限られますが、バランスボールなら100均でも入手可能。
空気入れも付属していて手を動かして空気を入れれば使えます。使わない時にもコンパクトにでき、合わないと思っても手放しやすいです。
まとめ:がんばりすぎず、ラクに寝かしつけしよう
バランスボールは、ただの運動グッズではなく、パパママの心と体を守ってくれる育児の味方。
赤ちゃんに安心を与えながら、大人の負担を減らしてくれる「縦揺れの魔法」です。
もし「抱っこしても寝ない」「もう限界…」と感じたら、
ぜひ一度バランスボールを試してみてください。
頑張りすぎず、心地よく。
それが、赤ちゃんにもいちばん伝わるリズムです。
