Mac用の作業効率が上がるショートカットキーが知りたい。
Windowsが搭載されているパソコンだけでなく、デザインの専門職でなくとも、お仕事やプレイベートでMacを使う人も増えてきている気がする。
WindowsとMacのショートカットキーは、微妙に異なりますが便利さは同様です。
こんにちは。さく(@SakuBase78)です。整理整頓が好きなシンプリストです。
検索の手間を減らし「解決したい!」に役立つサイトを運営しています。
Windows版でご紹介したショートカットキーに沿って、ご紹介します。
ソフトウェアごとに役割が異なる場合もありますが、基本的に使えそうなものを挙げていきます。
※ M2チップ搭載(Touch IDあり)の例です。
「最初に覚えたい」ショートカットキー
Windowsとほぼ同じ。「Ctrl」→「command」に置き換える。
コピー:「command」+「C」
よく言われるコピペのコピー部分で、文字や画像などをコピー。
※ 書式をコピー:「command」+「Shift」+「C」
貼り付け:「command」+「V」
コピペのペースト部分で、コピーしたものを目的の場所に貼り付けるときに使用。
コピーと同様に、キーボードの左下にあるキーです。
カット(切り取り):「command」+「X」
カット&ペーストと表現されることがあり、元のデータをコピーしつつ切り取ってもくれるため、データを移す役割あり。
元のデータの場所を移動しつつ、他の場所へ貼り付けしたいときに使えます。
取り消し:「command」+「Z」
操作をもとに戻し、複数回押すとその回数分の前の動作に戻ることができ、誤って入力してしまったときなどにも使えます。
※ やり直し:「command」+「Shift」+「Z」
上書き保存:「command」+「S」
ファイルは都度保存しておきたいところ。頻繁に使うショートカットキーの1つです。
すべて選択:「command」+「A」
一気に全体を選びたいときに使用。ファイルの中身や、フォルダを含めて選択ができます。
印刷:「command」+「P」
印刷画面に飛びます。
グループ化:「command」+「G」
複数のオブジェクト(図形など)などを一体化して動かしたいときに使用。
「選ぶ」ショートカットキー
こちらもWindowsとほぼ同じ。「Ctrl」→「command」に置き換える。
複数選択(隣り合う):「先頭クリック」+「Shiftを押したまま」+「最終をクリック」
隣り合う目的のデータやファイル等を一気に選ぶことができ、選んだ後にコピーや削除、移動なども行えます。
複数選択(隣り合わない):「command」+「クリック」
連続していない隣り合わないデータやファイル等も選ぶことができます。
「画面の操作・整理」ショートカットキー
Windows→Macへの置き換え。
・「Windowsキー」→「commnad」
・「Ctrl」→「Tab」など
画面の拡大・縮小:「command長押し」+「+」
検索画面やWordやExcelなどの画面で使えます。
※ 縮小:「command長押し」+「−」
※ 使用するソフトウェアにより異なる。
デスクトップ画面表示:「F11」
一瞬でデスクトップ画面を表示することができる。ロック画面まではせずとも、一時的に離席する場合などに活躍。
※戻したい時:「F11」をもう一度押す
画面(ウィンドウ)の最小化:「command」+「M」
1つずつウィンドウを最小化します。
画面ロック:「command」+「control」+「Q」
一瞬でパソコンをロック画面に。ふたを閉じるほどではないけれど、作業を一時中断したい場合などに活躍。
画面(ウィンドウ)の移動:簡単に行うにはアプリ導入が必要
現時点においては、有料のアプリ「Better Snap Tool」などを導入することで、Windowsのように快適に切り替えることができます。
「Split View」という備わっている機能を使うこともできますが、少々使いにくかったです。
横スクロール:「command」+スクロール
画面は縦スロールだけでなく、横スクロールもできます。データ集計や画像編集等で重宝します。
ページ更新:「command」+「R」
再読み込みをしたいときに使用。Windowsとは、全く異なるキーです。
※ 認識メッセージが表示される場合があります(私はロボットではありません)。
システムの終了(検証中):「control」+「電源ボタン」
Touch ID搭載のMacを使用しているため、あまりショートカットキーを使っていませんが、型番によって終了方法が異なる点の検証後にお知らせします。
「検索・タブ」ショートカットキー
Google Chromeなどの検索サイトや作業ウィンドウの切り替えをはじめとする画面操作がサクサク行えるショートカットキー。
マウスでぽちぽちするより、キーボードで手軽に操作したい方向けです。
検索:「command」+「F」
パソコン内、ファイル内のデータなどを検索するときに使用。
タブの削除:「command」+「W」
検索サイトなどで、どんどんタブが増えていくときに、簡単に削除したい時などに使います。
タブの新規追加:「command」+「T」
新しく検索タブを増やしたいときに使います。
タブ右移動:「control」+「Tab」
検索サイトのタブを複数開いているときに便利です。
※ タブ左移動「control」+「Shift」+「Tab」
「Finder・フォルダ・ファイル」ショートカット
Windowsの「エクスプローラー」にあたるMacの「Finder」の操作に便利です。
Finderを開く(検索ウィンドウを表示):「command」+「option」+「Space」
Windowsのようにスムーズにはいかないものの、初期値では近い方法で表示します。
Finderの複製:「command」+「N」
同じ階層を開くためには、設定が必要です。
1 システム環境
2 「キーボード」
3 「ショートカット」
4 「アプリケーション」
5 「+」
フォルダ新規作成:「command」+「Shift」+「N」
新しくフォルダを作りたいときに使用。
名前変更:「Enter」
フォルダやファイルの名前を変えたいときに使用。
「文字入力」ショートカット
文字変換時は、「スペースキー」押しますが、目的の変換文字表記へ一発変換される「ファンクションキー(F○)」です。
※一部、使用している入力設定(ローマ字入力、かな入力、全角、半角)により、結果が異なることがあります。
後ろの文字を消す:「Fn」+「delete(×)」
Windowsの「Del」とは役割が異なり、前の文字のみ消すことができるキーのみしかありませんが、組み合わせることで後ろの文字を消すことができます。
全角カナ:「command」+「F7」
「かたかな」→「カタカナ」へ変換
半角カナ:「command」+「F8」
「かたかな」→「カタカナ」へ変換
全角英数:「command」+「F9」
「かたかな1」→「katakana1」へ変換
半角英数:「command」+「F10」
「かたかな1」→「katakana1」へ変換
「スクリーンショット」ショートカットキー
画像素材として画面の情報を使いたいときに役立つショートカットキーです。
スクリーンショット1(選択範囲含む):「Command」+「Shift」+「3」or「4」or「5」
操作画面上の目的の部分を画像として保存したり、他へ貼り付けたりするときに使用。
設定されている特定のフォルダへ自動保存され、コピーした後にそのまま貼り付けも行えます。
設定によっては、一時データ記憶がされないものもあります。
※使って良い資料かどうか、使う場面などには気をつけましょう。
スクリーンショット2(画面全体):「Fn長押し」+「PrtSc(プリントスクリーン)」
画面全体を撮影でき、デュアルディスプレイなどで操作している拡張部分も、選択すると保存ができます。
「困ったとき」ショートカットキー
応答しない(アクティビティモニター表示):「command」+「Space」
パソコンが固まってしまったときの1つの手段として覚えておきたいショートカットキー。
Windowsでは「タスクマネージャー」でしたが、Macでは「アクティビティモニター」が似ている機能を持っています。
動いているアプリケーションなどを制御することで、解決できることもあります。
アプリケーションの強制終了:「command」+「option」+「Esc」
上記同様に、フリーズしたときにパソコンが使える状態にしやすくなる選択ができる画面に移動します。
まとめ
Macで使える作業効率が上がるよく使うショートカットキーをご紹介しました。Windowsとは異なる用語やキーがいくつかありますが、似ているところもあるため、覚える時の参考にしてみてください。
・「最初に覚えたい」
・「選ぶ」
・「画面(ウィンドウ)の操作・整理」
・「検索・タブ」
・「Finder・フォルダ・ファイル」
・「文字入力」
・「スクリーンショット」
・「困ったとき」
マウスなしでのキーボードやタッチパットのみで、入力作業ができるようになる1段階上の設定もありますが、マウスとの併用でもショートカットを使えば、覚える前より早い作業が可能になりますので、1つでも取り入れてみてください。