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簿記2級を180時間で独学合格!厳選問題集と勉強方法

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簿記2級はどのくらい勉強したら合格するの?どんな過去問集がおすすめ?

簿記3級に続き、勢いで簿記2級受験を決意。簿記3級より難易度は上がったものの、独学で一発合格できた話です。受験期間を空けずに挑戦していきましょう。

さく

こんにちは。さく(@SakuBase78)です。整理整頓が好きなシンプリストです。

検索の手間を減らし「解決したい!」に役立つサイトを運営しています。

最新情報は、商工会議所等のWebページをご参照ください。

この記事で分かること
  • 2級は知識量が3級の倍以上(合格の勉強時間)
  • おすすめの教科書・問題集(過去問含む)
  • ネット試験に挑戦すべし(1年に挑戦できる回数が増えた:3級・2級)
  • 電卓とパソコン操作に慣れる
  • 時間配分や解く順番の工夫、試験時間内に解く練習

勉強時間・問題集・勉強方法

合格に必要な勉強時間

ChatGPTによると独学で合格に必要な勉強時間は、200〜300時間とのこと。

私の場合、3級の知識がある状態での取り組みだったため、勉強は2ヶ月で180時間。3級を取得後、3ヶ月後にに2級を取得しました。

3級の知識はあるか、仕事で触れているかなど、経験で必要な勉強時間は変わり、3級と合わせると初心者の私は250時間以上の勉強時間で合格しています。

これから受験を考えている方は、ネット試験対策も必須です。

使用した教科書と問題集(ネット試験プログラム付き)

なかなか分厚いですが、「みんなが欲しかった!」シリーズの教科書と問題集です


カラフルでイラストが多く、見やすく分かりやすいです。3級にはなかった工業簿記から勉強。過去問含めて一部解説。

みんなが欲しかった!簿記の教科書 工業簿記(2級)

みんなが欲しかった!簿記の問題集 工業簿記(2級)

みんなが欲しかった!簿記の教科書 商業簿記(2級)

みんなが欲しかった!簿記の問題集 商業簿記(2級)

勉強方法としては、全4冊を各2回ずつ解きました。

  1. 工業簿記教科書 ×2
  2. 商業簿記教科書 ×2
  3. 工業簿記問題集 ×2
  4. 商業簿記問題集 ×2
  5. 模擬試験6回分
  6. ネット試験対策4回分 ×2
  7. Webアプリ(仕訳練習) 都度

知識を得て、電卓で効率的に正しく計算する練習、ネット試験の練習などを進めます。ネット試験対策は、プログラムにアクセスするタイプでダウンロードの必要はありません。

ネット試験対策時には、パソコンのショートカットキーなどを活用した時短し、解く時間に注力したいところ。

入力する枠をキーボードだけで移動できるショートカットキーだけでも覚えて活用してみましょう。

  • 「Tab」:移動
  • 「Shift」+「Tab」:逆移動
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簿記2級は多くの企業で資格としてアピールしやすい

経理・財務の部署では求人の応募条件に2級以上が入ってくる

希望職種として経理・財務部が入っている時には、応募資格の条件に簿記資格保持が入っていることが多いです。企業によっては、入社してから配属されたり、無資格歓迎だったりもありますが、ほとんどの企業では、資格と経験優先と思っていた方が良さそうです。

資格を持っている人よりも、資格は無くても実務経験がある人が優先される場合もあるため、早いうちにさまざまな経験を積めると選べる仕事も増えてきます。

経理や財務部だけでなく、金融機関や他部署、経費処理や売り上げを扱う時にも役立ちます。

試験の概要・ネット試験について

ネット試験等の概要については、下記記事をご参照ください。ネット試験導入により受験に挑戦しやすくなりました。

メリットデメリットはそれぞれあり、試験対策の要素には、「電卓の使い方」、「パソコン操作・画面の見方」、「メモ用紙を使う」ことなどが入ってきます。

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受験料・試験時間・合格基準点

  • 受験料:5,500円 ※2024年度から受験料が値上がりしました。(過去受験時4,720円)
  • 試験科目:商業簿記・工業簿記
  • 試験時間:90分
  • 合格基準:70点
  • 持ち込み可能:電子計算機(スマートフォンやスマートウォッチ等、通信機能があるものは不可)

時間配分と解く順番を工夫して、試験時間内に解ける練習をしておきましょう。

合格率

合格率は、統一試験(ペーパー形式)とネット試験や開催日によってばらつきがあるものの、2023年度においては統一試験(平均16.2%)、ネット試験(35.2%)となっています。

ネット試験と統一試験(ペーパー形式)の合格率は、3級は差があまりなく、2級は差が大きくなり、ネット試験の方が合格率が高いです。

ネット試験に臨んだ方が、合格率や挑戦できる回数が増えます。

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※ 出典:商工会議所Webページ

ちなみに、私はネット試験を受験し、点数は82点でした。

出題と時間配分

出題数は大項目が「5問」、試験時間が90分です。出題によって解く時間に差があり、難易度も異なるため、確実に得点したい、時間がかかりそうな項目などを考慮して、解く順番を並び替えます。

「あと少し時間があれば解けたのに」などの心理的ストレスも減らして臨みたいですね。

  1. 10分:第1問(仕訳)
  2. 25分:第4問・5問(工業簿記)
  3. 25分:第3問(決算)
  4. 20分:第2問(個別)
  5. 10分:見直し

最後10分の見直し時間を確保し、目安時間で練習してみましょう。得意不得意等で、自分に合った型の時間を算出するのもいいですね。

まとめ

この記事で分かること
  • 2級は知識量が3級の倍以上(合格の勉強時間)
  • おすすめの教科書・問題集(過去問含む)
  • ネット試験に挑戦すべし(1年に挑戦できる回数が増えた:3級・2級)
  • 電卓とパソコン操作に慣れる
  • 時間配分や解く順番の工夫、試験時間内に解く練習

簿記3級を経験している場合は、すぐの2級取得を検討すると効率的に合格を目指せます。経理・財務部、お金の動きについて興味のある方は特に挑戦してみていい資格です。

私の場合、独学だと250時間必要でしたが、もっと効率的に資格取得をしたいなら、動画教材や通信教育等(専門の学校含む)の検討もしてみてください。